パーソナルトレーナーをやるなら都市部?地方?それぞれのメリット・デメリットまとめ!

ビジネス

はじめに

今回はパーソナルトレーナーをする場所についてまとめてみました。
私自身、地方と都市部の両方で活動経験があるためそれぞれの良い点、悪い点を肌で感じてきました。
これからパーソナルトレーナーとして活動される方や活動場所を考えている方にとって少しでも参考になれば幸いです。

都市部で行う場合のメリット

顧客が多い

まずは何と言っても顧客が多いことでしょう。商売をするには顧客がいなければ始まりません。その点において都市部の場合は人が集まりやすく、ターゲット数が多いというメリットがあります。

流行をつかみやすい

都市部で事業を展開すると流行をいち早く察知しやすく、今後事業を拡大する上で重要な情報を手に入れることができます。時には必要でない情報に惑わされてしまったりと情報量の多さがデメリットになることもありますが、自分にとって必要なものとそうでないものをきちんと取捨選択できれば「情報」は大きな武器になります。

ジムからジムへの移動が楽

トレーナーの中には業務委託契約を結んだりレンタルジムを借りるなどして、フリーランスとして活動される方もいらっしゃるでしょう。
その場合、活動場所が多い都市部がおすすめです。フリーランストレーナーになると正社員のトレーナーとは異なり、より多くの顧客を対応するために活動地域の範囲内にある様々なジムを対象にセッションを行うことが多くなります。
したがって、移動も頻繁になるため鉄道が発達している都市部のほうが効率的にトレーナー業務を行えるというわけです。

都市部で行う場合のデメリット

競合が多い

人気の都市部になれば当然競合他社も多くなります。いわゆる「レッドオーシャン」と呼ばれる現象ですが、近年ではパーソナルトレーナーという職業自体が人気でトレーナーの数も多いため、周囲との差をつけるにはかなりの努力が必要です。

継続率を上げるハードルが高い

お客様にとっては安く、質が高いパーソナルジムに越したことはありません。ライバルが多い都市部では、より良いジムがあれば簡単に乗り換えられてしまいます。
そのため、継続的に通っていただけるような工夫を凝らし、クライアントに「あなたの指導を受けたい」と思われなければなりません。

生活費が高い

考えなければならないのは仕事のことだけではありません。都市部となればそれだけ物価も高くなり、支出が増えていきます。特に近年では円安により物価が急騰しているため、可能な限り支出を抑える努力も必要です。

地方で行う場合のメリット

コアなファンを獲得しやすい

これは私の経験上ですが、地方でパーソナルトレーナーとして活動するとコアなファンができやすいと思います。地方では都市部と比べてトレーナーの数が少ないため、顔を覚えてもらいやすくなります。また、地域住民同士のつながりも強く、コミュニティ等で話題になることもあります。実際に私が地方でパーソナルトレーナーを行ったときは年単位で継続的に通ってくださる方が都市部と比べて多い印象がありました。

競合が少ない

地方ではパーソナルジムの数自体が少なく、競合があまりいません。当然、都市部よりも顧客の数は減りますが、トレーナーとしてのあなた自身の存在感は大きくなります。
そのような環境では、一人一人のクライアントに寄り添い、ダイエットやボディメイクのことなら何でも相談してもらえるような関係性を築き上げていくことが大切です。

支出を抑えられる

地方では都市部よりも生活にかかる費用が少なく、支出を抑えることができます。
円安が加速する近年では、うれしいポイントですね。

地方で行う場合のデメリット

集客が大変

地方では”パーソナルトレーニング”というもの自体があまり浸透しておらず、都市部と比べて集客が困難であるといえます。そのため、地方といえど田舎過ぎる場所は避けるのがベターでしょう。おすすめは郊外や地方のなかでも比較的大きな駅が存在する地域です。また、集客にはインスタグラム等のSNSを利用すると効率的に宣伝できるでしょう。

移動が大変

地方では都市部よりも交通機関の発達が遅れているため、移動に苦労します。特にフリーランストレーナーであればジムからジムへの移動やクライアントの家に直接訪問することもあるため、車を所持していないと厳しいかもしれません。

場所に縛られない働き方

パーソナルトレーナーといえば対面によるマンツーマン指導が基本ですが、近年では場所に縛られないオンラインパーソナルトレーニングという業務形態もあります。私自身、コロナウイルス感染拡大を経験し、仕事が制限されたことで、これまでの「パーソナルトレーナー」という職業の脆弱性を痛感しました。
そこでパーソナルトレーナーとして活動するうえで大きな武器となるオンラインパーソナルトレーニングをうまく活用することをお勧めします。
オンラインパーソナルトレーニングと聞くとハードルが高く感じるかもしれませんが、下記の「MOSH」というアプリを使うと簡単に始めることができます。

まとめ

今回はパーソナルトレーナーとして活動する場所について解説してきました。
ご自身の生活スタイルやこれからどんなトレーナーを目指したいのかといった実情を踏まえて参考にしていただければ幸いです。

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